デザイナーズの小屋づくり — 更地から生まれた特別な空間
もともとこの場所には数十年の空き家があり、それを更地にしました。そこに盛土を施し、地盤を整え、小屋を設置。さらにウッドデッキやバーゴラ、開閉式テントを加えて、快適な滞在空間へと仕上げました。
神奈川から倉橋島へ——800kmの旅
この小屋は、神奈川県で製作され、トラックで約800kmの道のりを経て倉橋島へと運ばれました。
クレーンで慎重に設置された後、周囲の環境と調和するようデザインを施し、ようやく完成しました。
土地づくりと安全性へのこだわり
小屋を建てるにあたり、正面の防波堤の高さに合わせて盛土を行い、安定した地盤を確保しました。さらに、コンクリートでしっかりと囲み、土が崩れないよう設計しています。
設計者・村井正氏のインタビュー記事はこちら(タイニーハウスにおける日本での第一人者です)
https://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_01749
●更地を盛土にして、正面の防波堤の高さに合わせます。コンクリートで囲みをつくり土の崩れをふせぎます。


●竹は、地元の島で採取したもの。土留めに使います。隣の江田島から土を運びました。


●神奈川県の工場で小屋を製作。



●盛土した場所に、神奈川県からトラックで運び、クレーンで引き上げました。



●予定していた場所に、クレーンで丁寧に設置。


●ウッドデッキやバーゴラを設け、最後に焼杉板で囲いました。最後に植林をしました。

